床下調湿炭について |
| 左側に目次のフレームは表示されていますか? されていないときはこちらをクリックして下さい! |
床下の木材含水率が20%を超えると、白アリ被害が急増します。白アリ防除剤とは
農薬の一種であり、一度の散布でも薬効が何年も持続するように調合されます。
よくあるクロルピリホスとは、劇薬の有機リン系(サリンもこの一種)の薬剤であり、
健康被害の訴えが最も多い危険なものです。ppb(10億分の1)単位の微量でも、人体
への悪影響は避けられません。
大阪府立公衆衛生研究所の報告によると、クロルピリホス系の白アリ防除剤で処理
された家屋の室内で保存された白米に最高で41ppbの残留が認められ、これを水洗いし
てから炊飯しても、なお40%の残留があったそうです。
ただ、化学物質の摂取は食品からよりも、呼吸による吸入の方が強いので、たとえ床
下にまいた防除剤であっても、必ず室内空気中へ入り込んで来るので避けられない訳で
す。
一方で、これほど白アリ防除が普及したにもかかわらず、白アリ禍が減少しない現実
を見た時、こらからは発想を変える必要があるとおもうのです。
床下調湿炭は、白アリを駆除するものではありません。
既に記したように、四季を通して床下の湿度を自動的に調整する結果として、白アリが生
きられない(つまり水分が少ない)環境をもたらすのです。
| 白アリ防除剤に関して詳しく学びたい方へ、推薦図書を紹介しておきます。 ⇒ 三省堂「床下の毒物シロアリ防除剤」植村振作+反農薬東京グループ編著(¥1,500) |