当店について
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4.備長炭の品質と価格について感じる事
| (1) 紀州備長炭 |
私どもが焼いている紀州備長炭以外に、西日本の各地でもいわゆる「備長炭」
と呼ばれる白炭が焼かれており、特に近年は中国から大量に輸入されています。
その各々で原木の種類から品質・価格まで違うのですが、消費者の皆様から見ると
現物の炭を見ただけでは見分けがつかないと思います(プロでも難しいものです)。
実際の販売現場では、残念ながら消費者を欺くような状況も目にします。
例えば、輸入炭に「紀州」のレッテルが付いていたり、本来の価格より高く販売する
ために「紀州」ブランドが悪用されるケースも跡を絶ちません。
| (2) 「杣人(somabito)」の開店 |
このような事で損をされないためには、生産者から直接分けてもらうのが
一番安心かつ安価だと思います。ですが零細な生産者が主流ですから、生産量の
ほぼ全てを地元の問屋などへ出荷したりと ルートが決まっていて、小売りへの対応が
出来ない場合もあります。
私どもでしたら、直接きて頂いても喜んでお分け致しますが、都会からはあまりにも
遠い陸の孤島です。今は便利な時代になって来ました。 「杣人(somabito)」を開店
できたのも、このインターネットのお陰です。
肝心な品質のお話ですが、姥目樫(ウバメガシ)を原料に焼く紀州備長炭が、白炭の
最高傑作であることは昔も今も定評があるのでご安心下さい。
(炭素分が最高96%超という最高純度です)。
| (3) 価格 |
ところで、本物の紀州備長炭が都会の店頭に並ぶと、その定価が高いので
私どももびっくりしている有様です。私どもが通常卸している単価は、生産にかかって
いる労力やコストを思えば、低いものです。
ですが都会の店頭に並ぶまでには、当然に何段階かの人手(=コスト)を経ている
わけですから、一概に批判できるものではありません。
生産者は問屋にまとめて買取ってもらい、片や消費者はたった数百グラムの炭でも、
近くのお店で現物を見ながら購入できる手軽さは、それはそれで納得させられます。
私どもが「杣人(somabito)」を開店した大きな動機は、「もっとずっと安く、本物を
消費者に直接提供できたら、当然歓迎される事だろうし、紀州備長炭の良さをもっと
幅広く普及させたい」というものでした。
ご存知かと思いますが、インターネットショップで備長炭を販売する店は、既に多く
存在しています。少し閲覧してみた感想ですが、「契約窯元なので安くて高品質」などと
宣伝しているところでさえも、理解に苦しむ価格設定でした。
<<当店の価格と比較してみてください>>
それでも決して無理をしている訳ではなく、ちゃんと利益を頂いての価格です。
自らが生産者ですから、品質面もごまかしようがありません。
品質に関して、ここではこれ以上の専門的な説明は致しません。
低品質な炭を焼いていたら、自分の首を締めるだけですから。
どうぞ、信用してください。